アンチエイジング・サプリメント

プロバイオティクス

プロバイオティクスとは

体にとって有益な善玉菌を摂取し、腸内のバランスを整えることにより病気になりにくい体をつくる予防医学のこと

人の体内には数多くの細菌が存在し、中でも腸の中に生息する腸内菌の数は約100兆個、その種類は500種以上にのぼり、腸内細菌だけで1kgを超える重さになります。
そんな腸内菌は2つに大別され、これが俗に言う善玉菌と悪玉菌。読んで字のごとし体に有益な菌と悪影響のある菌となります。

腸内において、乳酸桿菌(ラクトバチルス)やビフィズス菌に代表される善玉菌、大腸菌やブドウ球菌が悪玉菌、善と悪のバランスがとれていることが重要です。しかし、食生活の乱れ、ストレス、疲れなどによりバランスが崩れると悪玉菌優勢になり、下痢や腸炎などを引き起こし、更には老化を促進する原因にもなります。

逆にバランスがとれることにより、便秘や下痢の解消、免疫力の向上などが期待できます。身近なところではヨーグルトなどに含まれるLG21やインフルエンザに効果があるとされ品薄になったR-1などは皆乳酸菌です。

ところで数多くの乳酸菌がありますが、非常にデリケートで環境の変化に弱い物も数多く存在し、胃を通過する際に酸性に耐えられず腸まで届かない乳酸菌もあり、いかにして腸に到達し、かつフローラという腸内でのコロニーを形成できてはじめて効果が期待できるようになります。

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ラクトバチルス.ロイテリ菌(L.ロイテリ菌)

予防歯科の先進国スウェーデンにおいて前述した善玉菌を積極的に摂取、フローラを形成することにより健康を維持する新しい予防医学をバクテリアセラピーと言い、2012年2月アジア初のバクテリアセラピスト認定医試験が東京で行われ、合格いたしました。

お口の専門医歯医者さんがなぜバクテリアセラピー?

最近一部の内科医の間では歯周病は歯医者が治療するのではなく、医者がやるべきだという極端な意見も出てくるほど、全身とのかかわりが認知されるようになりました。
上の表でもわかるように、口腔内環境と色々な疾患との関係性が認められます。
そういった背景から我々歯科医師は全身的なことも視野に入れた治療計画を考えなければならないと思います。

そんな口腔内と密接な係わりを持つのがL.ロイテリ菌という乳酸菌。ロイテリ菌は、人間をはじめとする哺乳類の体内に発見されました。特に女性の母乳の中や赤ちゃんのおなかの中に多く認められます。赤ちゃんが高い免疫力を持っているのは出世後お母さんから母乳を通して与えられる、このL.ロイテリ菌のお陰ともいわれています。前述した胃酸に耐えることのできる乳酸菌で腸に到達し、悪玉菌を抑制、善玉菌と共生し腸内フローラを整え、免疫力を高めると言われます。

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L.ロイテリ菌の全身領域における研究成果報告

1:ピロリ菌感染症抑制

日本人男性の多くが感染しているピロリ菌、胃潰瘍形成の原因の一つとして着目され、また潰瘍から胃癌へ移行することもあり、これらピロリ菌を抑制する効果が確認されています。

2:アレルギー抑制

L.ロイテリ菌を摂取することにより乳児のアトピー性皮膚炎の緩和が確認されています

3:母乳の改善

母乳の中にはアレルギー成分も含まれますが、アレルギーのトリガーを抑制し免疫成分を増加させる効果があります

4:細菌感染症抑制

乳児の発熱や下痢、呼吸器疾患などのリスク減少が確認されています

5:小腸内での免疫賦活

小腸内での免疫細胞の活性化が報告されています

6:体内コロニー形成

酸や胆汁などにより菌の発生しにくい体内でのロイテリ菌のコロニーが確認されています

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口腔内領域での研究結果報告

1:歯周病菌の発育抑制

2:歯周治療中における併用効果

Probing Pocket Depth (PPD) and Clinical Attachment Level (CAL)の向上が確認されています

私も診療において使用している患者さまを拝見しているとプラークの量が抑制され歯肉の炎症と出血量の減少効果を感じています。

3:中等度・重度の歯肉炎を緩和

予防、抑制だけではなく緩和作用も確認されています

4:虫歯菌(ミュータンス菌)の発育抑制

虫歯の予防抑制効果が確認されています

あくまでも乳酸菌含有の食品ですが、特に歯周病治療時に使用していただくことにより、上記効果が期待できると思います。
ご興味のある方はお気軽にお声がけ頂ければと思います。

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