レーザー治療

レーザー治療について

最近メジャーになりつつあるレーザー治療。LaserとはLight(光)Amplification(増幅)by Stimulated(励起)Emission(放出)of Radiation(放射)の頭文字で、「誘導放出による光の増幅」と訳されます。通常の蛍光灯や白熱灯が様々な光の波長によりあらゆる方向に放出されているのに対し、Laserは一定の波長、そして一方向に進む特性があり、色々な波長で組織を反応させることにより治療効果を発揮します。解りやすく例えると、会議やセミナーなんかで使用するレーザーポインターを想像していただけるとLaserをイメージしやすいかと思います。

ところで、一言にLaserと言ってもいろいろな波長のLaser機器があり、その波長によりターゲットとなる組織が異なります。様々な波長がありますが、大きく分けて軟組織に反応するタイプと硬組織に反応するタイプに大別され、軟組織はDiode,Nd- yag,Co2,etc.硬組織はEr-yag、Er-Cr-YSGGがあります。

硬組織Laserはその言葉のとおり、歯を削ることが可能なLaserで、軟組織Laserは歯周炎の処置やPocket 消毒、切除、切開、口内炎の処置などが可能となります。

一般的にLaserのメリットとしては、麻酔の必要性の低下、術後不快感の減少、術者患者両者のストレス減少、止血効果、最小限の切除、切削、タービン音の減少などがあります。デメリットとしては、比較的高価、特別な知識とトレーニングの必要性、治療内容によっては従来より処置に時間がかかる、初期段階における軟組織の治癒が遅れるなどが挙げられます。

当歯科医院では現在940nmのDiodeレーザーを使用しており、歯周炎治療、メラニン除去、型取りの際の歯茎の処置、切除、切開、歯周Pocket 内消毒などを行っております。まったく麻酔を使用しないわけではありませんが、術後の痛みや不快感がなく、良い結果が得られていると思います。できることならEr-cr-YSGG Laserが欲しいのですが、結構高いんですよね~。何しろ、ALD認定医試験のため、Laseに関する勉強を本格的にやったところ、Laserに対する知識と臨床の幅が広がり、Laserを使わない日はありません。今後はさらに使用範囲や、新しい治療法等が出てくると思いますので、非常に可能性を秘めた治療機器だと思います。

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